忍者ブログ
因幡はかく語りけり

2026

0925
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011

0324

昨日、叔母が見つかりました。

家族との再会場所は、残念ながら遺体安置所でした。

そして今、私は福島県の浜通りに来ています。
詳細は後日改めて記したいと思いますが、
津波被害は思った以上でした。

テレビ映像で多少は覚悟していたつもりだったけれど、
実際に目の当たりにするとショックで言葉を失いました。

割れた船の破片。
流された車が、同じく流されて破壊された家の瓦礫に突っ込んでいる異様な光景。

叔母がいた地域は、これ以上に被害がひどく立入禁止区域になっている。
落ち着いたら、献花にいきたいと思う。




PR

2011

0322

今回の福島行きでは、
叔母には会えなかった。

叔母はあの日、海近くの会社に出勤。
そこで被災し、地震直後に自身の息子に電話をかけた。
そして、消息が途絶えた。
通勤に使っていた車は、少し離れた所で見つかった。

昨日の遺体が、叔母のものではないとした判断材料の一つは、リストカットの跡の有無だったという。
叔母の左手首には、生きる事に惑い、もがいた跡が二本刻まれている。
遺体には、それがなかった。

未分確認に、そういうものも使われるとはなぁ。
その話を聞いた時。
なんだか、とても。
とても悲しかった。





2011

0321

昨日書いた遺体は、叔母ではなかった。

ほっとすると同時に、
それでも、叔母ではなかった、「誰か」の遺体は確実に在る訳で。
早く身許が分かって、御家族に会える事を願って止まない。


2011

0320

※ここ連日、震災絡みで暗い話しが続いています。
本来、あまり暗い日記は書きたくないのですが、テレビでは報道しきれない事を伝えたいから。
あえて書いています。

今日は、朝早く母と二人でお百度参りに行ってきた。
気休めでも、何もしないよりはマシだ。

日中は出掛けていたが、
母からの電話で呼び戻される。

叔母に似た遺体が発見されたという。

しかし、遺体は損傷が激しく、顔も、歯形さえもまともに照会できないらしい。
着衣はなく、持ち物から身元を確認する事もできない。
そんな状態だから、ばあちゃんだけでは判断できない。
仮に叔母だったとしても、叔母の息子が認めないと引き渡しは出来ないそうだ。(母親である、ばあちゃんでは、何故だめなんだろう?)

叔母の息子は、今、神奈川に避難している。

叔母か否か確認するために、
叔母の息子と、叔母の姉である私の母は福島へ向かった。

叔母が家族と、母親と早く再会出来ますように。







2011

0319

16日、福島のばあちゃん達が避難してきた。
何とかガソリンを手に入れ、飛び出してきた模様。
11人と2匹の生活が始まった。

それから3日たった今日。
ばあちゃんの強い希望により彼等は再び田舎に帰ってしまった。

理由は、
叔母がまだ見つからないことだ。

親戚は皆避難しているから、叔母が見つかったときに連絡をとる先・帰る先が無い。あまりにも、可哀想だ。
娘(叔母)が、こんな状態なのに母親である自分がのうのうとしてられるか!被爆して死んでもいいから帰ります。
と、泣きながら説得された。

誰も、反論出来なかった。
いくら論理的な話を展開したって、
強い感情の前には何も意味をなさないんだと思い知った。

ばあちゃんの家は原発から40キロ。
現段階では、避難範囲には含まれていない。

今の私は、
叔母の安否が早く判明すること、
原発が鎮静化すること、を祈る事しか出来無い。

遣り場のない思いだけが、ぐるぐる回る。

















カレンダー
08 2026/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[10/23 黒兎]
[10/22 紅]
[11/24 黒兎]
[11/23 だんな]
[09/08 黒兎]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
黒兎
性別:
非公開
職業:
事務系専門職
趣味:
読書
自己紹介:
某機械メーカーに勤める若造です。
趣味は読書。
将来の夢は、ピアノが弾ける書斎を持つこと。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
フリーエリア
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP