因幡はかく語りけり
2008
今朝の朝日新聞に、ヒラリーさんの事が書いてあった。
彼女はガラスの天井を割ることはできなかったけど、たくさんヒビが入ったと語ったそうな。
私が「ガラスの天井」という言葉を知ったのは、ここ最近。
その言葉が何を指すのか知ったとき、うまいこと言うなぁって妙に納得してしまったのを覚えている。
ガラスの天井とは違うかもしれないが、私は社会に出てから性別のフィルターを感じる時はある。
表現するのは難しいんだけど…個人として向き合う前に、まず「男」なのか「女」なのかっていうフィルターのようなものがかかる気がしてならない。
別に、男女の違いを否定したいわけではない。
生物として性別によって体の作りは異なるわけだから、時には必要だと思う。
けど、それって男女差関係あるの?って事にまで用いられたりするのは疑問に思う。
学生時代はあまり感じなかったけど、社会にでてそう思う事が多い。
女性は給湯室の管理当番がある、オフィスで男性はスーツ女性は私服etc・・・
以前、社内で荷物(わりと多め)を運んでたら、それをみた他部署の人がうちの上司に「可哀そうじゃないですか」って言った、という話を聞いた時は驚いた。
いやいや、下っ端ですからそんぐらいの事はやりますよ…
別に女である事が嫌ではない。
(夜中に散歩できないのは残念だけど…)
ただ、むやみに「男女」の差で片づけないで、一個人として扱ってほしいとは思う日々である。
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