因幡はかく語りけり
2013
土曜日。
昼前にのそりと起きて、サンドウィッチをこしらえ。
散歩がてら、自宅から30分程の海浜公園へ行く。
初秋の午後一時、日差しはまだ白い。
けれども、刺すような、ギラりとした輪郭はとれて丸みがでた気がする。
目の前の小さな浜辺は、工業地帯に囲まれている。
空には時折、大きな飛行機が横切る。
田舎の海とは違うけれど、これもまた一つの海。
ベンチに座ってサンドウィッチをほおばり、日中から缶チューハイをあおってしまう。
裸足で感じる風が心地よい。
草の匂いと海風で童心に帰れそうな気がするのに、日中から酒を飲んでご機嫌な自分。
矛盾を感じつつも、これもまた良いか。
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