因幡はかく語りけり
2011
夜、宅配便が届く。
通販は頼んでないし、何だろうと受け取ると差出人は上司。
包みを破ってでてきたのは、
響12年(ウィスキー)のボトル!!
どうやら、還暦祝いの御返しのようだ。
手書きのメッセージも添えてあった。
しばらくは嬉しくてウキウキしてたのだが、しばらくしたら、これってすごい事だよな、と気づいた。
まぁ、まず、粋な贈り物をさらっとしてしまう上司が素晴らしい。
しかも手書きでメッセージを添えてしまうのだから。
自分より目下の者に、中々できるものではない。
次に、品物のチョイス。
私にとってはとても嬉しい品物だった。
ウィスキーは大好物。
けど国産はあまり飲む機会がなかったから。
私にとってはベスト。
だが、私と同世代の女性に贈る品か?
考えると、まぁ、答は否だろう。
つまりは、よっぽど親しい間柄じゃないと、これは贈れないものなのだ。
20代女性に対して無難な物を贈るのだったら、もっと違う物になってただろう。
四年間一緒に仕事をして、
積み重ねてきたものの「重み」を改めて思いました。
ああいう素敵な大人になりたいです。
PR
Post your Comment