因幡はかく語りけり
2009
夕日が差し込む部屋で。黒兎です。
今日は珍しく日中更新しております。休みって素晴らしい。
さて、本日付の朝日新聞朝刊に「タイへ渡るロスジェネ世代」のことが記事になっていました。
日本のコールセンターが低賃金の労働力を求めてタイに進出、そうした職を求めてタイに渡る若者達。
日本より当然賃金は低いが、物価が安いタイでは余裕で暮らしていけるらしい。
そのうちの一人は記事の中で、タイ語を身につけたのでコールセンターを辞めてほかの職種を探す、とあった。
この記事を読んで、複雑な気持ちになった。
まず、悪い面から。
今回の件を端的に言うと、日本だと人件費や維持費用がかかる。
かといって、日本人相手のコールセンターだから日本語喋れないとだめ。
じゃぁ、日本人をタイに移して安い賃金で働かせればいいじゃない、って事でしょう。
国内のみならず国外に出てまで搾取されなきゃならんのかい?って思いました。
良い面では、海外に出て働けるということ。
タイ語を覚えれば、タイ語が必要な国や職種に求職範囲が広まるわけだ。
そういう点では自分のスキルや経験値を上げる絶好のチャンスなのかもしれない。
それでも、やっぱり腑に落ちないのは何故なんだろうな。
彼らが再び労働者として日本に戻ってくることはあるのだろうか。
PR
Post your Comment