本当の豊かさ。

暑いけどまだクーラーつけません！
今年はどこまで耐えられるか？黒兎です。



うちの近所に、自転車屋がある。
自転車屋といっても新品が置いてあるわけではなく、中古品のみ。
他には自転車のパンクを直したりして生計を立てているらしく、店構えも主人の服装も言ってしまえばボロボロだ。ランニングシャツなんか穴だらけだったりする。
物質的な豊かさで線引けば間違いなく負け組だろう。

けど、その主人は実に穏やかな顔なのである。
近くの神社周りをひっそりと掃除していたり、親子連れを微笑んで見守っていたり。
喋ったことはないけど、たまに拝みたくなるような穏やかさでその人は暮らしている。


かたや、思い通りにならぬ人生の不満を、他者にぶつけ命を奪ってしまう者もいる。


物質的に豊かな時代に、“本当の”豊かさとは何なのだろうと思う。