因幡はかく語りけり
2010
11月5日
朝起きると嫌な感じ。
予感は的中し、偏頭痛に襲われる。
いつも通り吐いて安静にしてたら急激に回復。
毎回思うんだが、吐くと治るのは不思議だ。
私以外も体調を崩していて、ちょうど疲れが溜まってきた時期だったやもしれん。
気を取り直し、バルセロナから電車で40分程離れた場所にある「モンセラット」へ。
岩山の上にある修道院で、会社の人から勧められた場所なので期待が高まる。
途中パン屋で朝食を食べ、ペットショップにも寄ってみる。
モンセラットへは、山の麓の駅から更にロープウェイに揺られ山腹へ。
ゴツゴツとした岩肌の山を登っていく。
黒いマリア像が崇めてある大聖堂内は、マリア信仰の聖地というだけあって閑散期にも関わらず巡礼者が絶えることはないみたい。
撮影禁止がほとんどで、残念ながら写真はないのですが
厳かな雰囲気の中にいると信仰心がない私も心が洗われるようでした。
・・・ただ、写真撮影禁止&静かに!って書いてあるのに、
大きな声で話したりフラッシュ焚いて撮影している人達がいて残念な気持ちに。
ここは祈りに来ることを目的としている。
私は信仰深くないけど、そういった行為で他者の信仰を踏みにじる権利はないと思うのだ。
それが無信仰なりのマナーだと思っている。
話は逸れましたが。
大聖堂を見終わったあとはケーブルカーに乗り、更に上へ。
たぶん高所恐怖所の人は大変だと思われるくらい、急角度を登っていく。
着いた頂上はハイキングコースになってるよう。
軽装の私達には無理だが、今度はちゃんとした格好でハイキングにも挑みたいなと思いました。
モンセラットで思ったことは、
「信仰心とはすごいな」という事。
あんな険しい山の山腹に修道院や大聖堂を建てたり、そこで生活するのは大きな労力が
かかることは想像に難くない。
それを成し遂げようとする気力や財力はどこから湧いてくるのか、やはりそれは信仰心なんだろうなぁ。
信じる者は救われるのだろうか。
帰りは、電車で隣に座っていたおばちゃんと赤ちゃんをあやしながら、バルセロナへ戻る。
夕方から街へ繰り出してショッピング。
スーパーマーケットとピザ屋によってアパートメントホテルへ帰宅。
モンセラットの岩山頂上。
空気が澄んでいた。
岩が連なる形状は、サグラダファミリアのモデルといわれている。らしい。
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