因幡はかく語りけり
2012
震災から一年。
震災を機に、母や祖母より先に死なない事を心に誓いました。
母は三人姉妹の長女ですが、
数年前に次女を病気で、そして今回の震災で三女を亡くしました。
祖母は、自分より先に子供を二人も見送らねばなりませんでした。
震災で亡くなった叔母(三女)の葬儀では、祖母は、「何故親が子供を見送らねばならないんだ。見送る順番が逆だから行きたくない」と泣き崩れ、火葬場へは行きませんでした。
そんな二人の姿をみて、悲しい思いをさせて見送らせたくないと思ったのでした。
だから、私は何があっても、必ず生きて、祖母と母を見送る。
そう決めました。
改めて、震災で犠牲になった方々の冥福を祈ります。
そして、1人でも早く家族のもとに帰れますように。
平穏な暮らしをとりもどせますように。
願ってやみません。
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