因幡はかく語りけり
2011
社会人になって切実に感じているのが、
私は「話し下手」である。
会話なら問題ないけど、
説明したり、長く一人で話す事が苦手だ。
就活時における面接の通過率は悪く無かったから、あの時はまだマシだったのだろう。
今の仕事は、機械の構造の説明をしなくてはならない。
自分の事を話すのでさえ危い、
機械要素のイロハもしらぬ文系出身がそれを語るのだから大変なものである。
ますます私の話し下手に拍車がかかるのだった。
最近特に、仕事で、うまく伝わらないジレンマに陥って。
今日はプライベートで物事が上手く伝わらず。
ついに自分の中で何かが切れて、泣いてしまった。
昼時だったので、泣きながら、うどんを啜る姿は我ながら滑稽だった。
うまく伝わらないから、思い通りにいかないから。
だから泣くなんて、子供か自分は。
けど、悲しいんじゃなくて、
うまく伝えられない自分が不甲斐ないのだ。
物事は正しく表現する。
これがなぜ、上手く出来ないのだ。
恐らく、記憶が曖昧なまま喋るからなのかなと。
伝えたい事柄を正確に把握して、
的確な言葉を選ぶ。
この過程が、私はあやふやな場合が多々あるのだと思う。
直感で話したり、言葉を選ぶのが私の悪い癖だ。
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