因幡はかく語りけり
2011
【最近の印象に残ったもの達】
「天人後衰」三島由紀夫著
豊穣の海四部作、完読。
あんなにも転生・運命に執着していた本田の物語だったが、
終わってみればこの世とは泡沫なのかな、と感じた。
壮大すぎて、うまく消化できない。
また「春の雪」から読みたくなった。
「夢十夜」DVD
こんな夢を見た、で始まる不可思議な夢を綴った夏目漱石の名作を映像化。
一夜~十夜までそれぞれ別々な監督が担当しているので、統一感はない。
出来の差も激しい。
原作からかなりぶっ飛んだ内容が多いので好き嫌いも激しく分かれるが、
色んな表現をみれる点で楽しかった。
個人的には松尾スズキ氏監督の、2ch風
運慶の話が好きでした。
まぁ、あれは特殊すぎて万人受けはしないだろうが。。
原作どんなだったっけ?と読み返したくなる。
PR
Post your Comment