因幡はかく語りけり
2012
「明日は何の日だかわかる?」
と、母親からメールがきた。
「父方のおじいちゃんの命日。」
そう返した。
すぐ返ってきた返事は、
「忘れもしない、お父さんが屋根から落ちて救急車で運ばれた日」
そうだったorz
明日11月3日は、じーちゃんの命日でもあり、その息子である父が屋根から落ちた日でもある。
高校生だったあの日、
私は休みの日ということもありパソコンをしていた。
居間には私以外誰も居なくて。
昼近くに、屋根のペンキを塗っていた父が居間にもどってきた。
ちょいと横になるという。
パソコン机は窓際に向かっていて、横たわった父の姿はよく見えなかった。
パソコン作業が一段落して父の方を見やると、頭付近のカーペットが血で染まってた。
父は、ペンキを塗ってる最中に一階と二階の間の屋根から落ちて頭を打っていたのだった。
頭を打ち、意識がもうろうとしていた父は居間に戻って横になっていたのである。
それに気づかなかった親不孝な娘が私なのでした。
その後救急車を呼び、幸運なことに検査と治療の結果、特に後遺症は残らずにすんだ。
そんなわけで、我が家にとって11月3日は悪い事が起こりそうな日となってしまいました。
(あと、三月。それは後の機会に。)
でも、考えてみたら。
怪我はしたけど何も後遺症が残らなかったのは、じーちゃんが助けてくれたんじゃないかな、と思ったりもしている。
そう思うと、明日は何かあっても、じーちゃんが助けてくれるラッキーな日なのかもしれない。
こんな事をかいていると、
じーちゃんに怒られそうなので、
明日は慎ましくいきたいと思います。
そして、親を大事にしようと思いましたとさ☆
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